>> Apple User Group Meeting in OSAKA

AUGM in Osaka/July 2005
2005年07月02日(土)

2005年07月2日(土)午後1時より、大阪・福島のマイクロソフト株式会社 関西営業所の会議室にて、AUGM大阪が開催されました。

今回はWWDCから初、また、ポッドキャスティング対応のiPod発表からわずか4日後という、絶好のタイミングとなり、多数の皆さんにご来場いただきました。
その当日の模様を、簡単にお伝えいたします。
なお、写真をクリックすると別ウインドウで拡大したものが表示されます。


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アップルコンピュータ株式会社

インテル製プロセッサ搭載のMac


鈴木広報課長。

まず、アップルコンピュータの広報課長・鈴木正義さんより、WWDCで発表されたインテル製プロセッサ搭載のMacについて、説明が行われました。

概要はアップルからの発表、各Webサイト/雑誌等で報じられている通りでしたが、印象的だったのは以下の言葉でした。

・他のWindows機にはインストールすることはできません。
・他のWindows機にインストールしての販売もありません。

他に、「買い控えないでください」とのお願いもありました(笑)。

ポッドキャスティング対応のiPodとiTunes


一井さん。

新iPodの紹介。
       
 
iTunesの新機能の紹介。
 
ポッドキャスティングの紹介。

続いて、6月28日に発表されたばかりの新しいiPodとiTunesについて、アップルコンピュータのプロダクトマーケティング・一井(いちい)良夫さんが紹介されました。

今回の発表で、iPodとiPod photoが統合され、shuffle以外の全機種(U2モデルを含む)がiPodと呼ばれるようになりました。各機種が値下げされ、「いっそうお求めやすく」なっています。
また「ポッドキャスティング」をサポートしています。

続いて、v.4.9となったiTunesが紹介されました。
こちらも目玉は「ポッドキャスティング」のサポートになります。

「ポッドキャスティング」とは、iPod+broadcasting(放送)を意味する造語。iTMS(iTunes Music Store)経由で、約3000のコンテンツを聴くことができます。これまでも「ポッドキャスティング」を聴くことは可能でしたが、iTunes+iPodで、購読の手間がよりスムーズになるそうです。
Windows版iTunes 4.9もダウンロード可能になりましたので、「お友達のマシンに、こっそりインストールしてあげてください(笑)」とのこと。

会場では実際に、日本語コンテンツの導入方法がデモされましたが、iPodへの登録まで非常に簡単。
一井さんとしては「iMac以来のエポックメイキングな出来事になるのではないか、と期待しています」とのことです。

Web版アップルストアの説明


小幡さん。

アップルストアの皆さん。
       
 
豊富な組み合わせで「あなただけのMac」ができることを紹介。
 
値段の面でも相談に応じてくれるとのこと。

最後に、アップルのサイトでお買い物ができる「アップルストア」を、Apple Store本部担当課長・小幡(おばた)励さんが紹介されました。

iPodの刻印サービス(個人・法人)、アフィリエイト・プログラム等の説明の他、お得な値引きについても紹介されました。
また、AUGMの会場を提供されているマイクロソフトへの「よいしょ」も忘れることはありませんでした(笑)。

さらに、“AUGMに来場された方だけへの”お得なお話もありました。
AUGM大阪では、皆さまのお越しをお待ちしております(笑)。


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WWDCおみやげ話(大阪電気通信大学/魚井宏高教授)


魚井教授。

WWDC会場の様子。

5月に開催されたWWDC(Worldwide Developers Conference)のお土産話を、今回も参加された大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科主任教授・魚井(うおい)宏高先生が紹介されました。

ディベロッパー向けの発表ということで、NDA(nondisclosure agreement:守秘義務契約)な事柄が多いのですが、話せる限りの内容を語っていただきました。
ただ、一週間後(7/9)にAUGM Special(於:アップルストア心斎橋)が開催されるため、技術的な解説はそちらに譲る形で、今回はアウトライン的な側面を中心に紹介されました。

WWDCでは食事が提供されるそうですが、「おいしくない」そうです(笑)。
また、今回から日本語通訳がなくなったそうなのですが、「翻訳のスキルを考えると好都合」なのだそうです(笑)。
といった感じの、そうとう「ぶっちゃけた」話が披露されました。


食事スペース。

96年当時のインテルプロセッサを皮肉ったデモも、ちらっと披露。

今回の目玉の「インテルMac」の発表については、「現場のデベロッパーの多くは、特に困ってる様子はない、という印象が強かった」そうです。
少なくとも、過去の「68kからPowerPCへの移行」「ClassicからOS Xへの移行」のようなことはないようです。

その理由として、「OSの移行はアップル社内では終わっているので、大きな混乱はないであろう」「ROSETTA等のツールも用意されている」ということではないか、とのことでした。

今年のWWDCは、過去最大の参加者となったそうです。
一時期ガクンと少なくなったこともあったそうですが、Mac OS Xへの移行を機に、UNIX系のディベロッパーがかなり流れ込んできているようです。


WWDC 2005のバッグ。

WWDC 2005のTシャツ。

ジョブスCEOの基調講演が終わると、お昼になります。
その後はハンズオンになりますが、そちらではさらに詳細なデモも行われ、密度の濃いものだそうです。

最後に、現地で購入したTシャツ、ロゴ入りの帽子などを嬉々として紹介され、ミーハーな面を覗かせながら、土産話は終了となりました。


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「パワーアップキット for Tiger」の紹介(株式会社エルゴソフト 岩田さん)


岩田さん。

パワーアップキット for Tigerをアピール。
       
 
スマートインライン変換の実例。
 
スマートインライン変換のしくみ。

Mac登場と同年の1984年に設立された老舗エルゴソフトのマーケティング部長・岩田勇さんが、「パワーアップキット for Tiger」を中心に、同社のソフトの数々を紹介されました。

仮名漢字変換ソフト「EGBRIDGE 15」では、「スマートインライン変換」が紹介されました。
これは、確定済みの文章に語句を追加する場合や、英文まじりの文章であっても、文章の中身を解析しながら変換してくれるという優れものでした。

もちろん、従来から備えている「ヒラギノ20,000文字」への対応も健在。「吉野家」「渡辺」など、おなじみの実例が紹介されました。

さらに、書いている文章のジャンルを解析しながら変換してくれる「分野処理」、電子辞書との連携など、便利な機能が、美しいスライドとともに手際よく紹介されていきました。


EGWORDの縦書きモード。

Spotlightを利用して辞書を鍛えるしくみの解説。

ワープロソフト「EGWORD 15」「EGWORD PURE 9」では、強力なワープロ機能のほか、「原稿用紙モード」「アウトラインモード」などが紹介されました。

また、縦書きモードでページが変わった際に、従来なら画面の下に移動していたのが、左方向に連なっていくことなど、非常に自然で使いやすいユーザ・インターフェースが実現されていることも紹介されました。

「パワーアップキット for Tiger」では、Mac OS X 10.4 Tigerでも安定して動作することはもちろん、OSの新機能に素早く対応していることが紹介されました。

中でも時間をさいて紹介されたのは、Tigerに搭載された検索機能「Spotlight」への対応です。
Spotlightで書類を検索できるだけにとどまらず、Spotlightによって検索された数々の書類を解析して、自動的に辞書に登録してくれる「辞書トレーナー」など、かなり強力なものに仕上がっているようでした。


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さまざまなiPod用周辺機器の紹介(株式会社ヘビームーン 星川さん)


星川さん。紹介してるのは、完全シースルーな防水ケース「H2O Audio SVシリーズ」のiPod対応版。

U2モデルにぴったりのブラックバージョンも用意された、iPod用のリモコン「naviPro eX」。

ヘビームーンのiPod製品担当・星川哲規さんが、同社で取り扱っているさまざまなiPod用の周辺機器を紹介されました。

15分という短い時間に手際よく矢継ぎ早に紹介されました。

豊富な色バリエをそろえたケース、便利なリモコン、防水ケース等々さまざまです。あまりにも多すぎて、とてもすべてを紹介しきれません(笑)。また、ショップのバイヤーとの攻防などの裏話も披露されました。

会場の一角に簡易ブースが設置され、休憩時間には販売も行われました。かなりお得な特別価格になっていましたので、ほくほくで帰られた方も多かったようです(スタッフ含む)。


紹介されたグッズの数々。

10色のカラーバリエーションを誇る iPod shuffle用ケース「Sport Grip」。

販売コーナーは大盛況。

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AppleScriptとAutomaterの有効活用(長野谷さん)


長野谷さん。

違いの説明。
       
 
Automaterのダイアログの解説。
 
実際の用途。

AUGM in Tokyoで活躍されている長野谷(ながのや)隆昌さん(ぴよまるソフトウェア)が、Macの操作を自動化してくれるAppleScript(アップルスクリプト)と、Tigerで新たに搭載されたAutomater(オートメーター)を紹介されました。

Macの操作を自動化してくれるという意味では似たように感じられる両者の違いを、

・AppleScriptは、かなりのものまで作り上げることができるレゴ・ブロック。

・Automaterは、あまり難しいことはできないけれど、その分カンタンな積み木。

と説明されていました。
また、Automaterの操作画面の解説の他、使うと便利になる用途の例が紹介されました。


「Keynote 2 iPod」で、Keynoteのスライドを自動的にiPodに書き出す実演。

iPodの画面で、Keynoteのスライドが表示されました。

さらに、実際にAppleScriptやAutomaterを使っての実演も行われました。

iChatに接続中の相手にメッセージを投げかけ、すかさず逃げる、という手軽なジョーク・アクション(?)の他、Excelとの連携に便利な計算機ソフト、文字探しゲームなど、小ネタ大ネタ取り混ぜて様々に紹介されました。

なかでも「Keynote 2 iPod」は優れもの。
これは、Keynoteで作ったプレゼン用スライドを、iPod photoに自動的に一括転送してくれるというものです。
今回のAUGM大阪のデモ用に冗談半分で作成されたそうですが、iPod上でも綺麗に再生されるスライドは、なかなか感動的なものでした(後日、本格的に公開されました)。


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タイムドメイン社スピーカーの紹介(株式会社タイムドメイン 林さん)


林さん。

Yosii9(手前の筒状のものです)。

独自の理論に裏打ちされたスピーカーを開発するタイムドメインの取締役・林勲さんが、同社のスピーカーの数々を紹介されました。

社名は、社長の吉井氏が提唱される「タイムドメイン(時間領域)理論」からきたものだそうです。

まずは、社長の名を冠した「Yosii9」の実演から。
「アメージング・グレース」等、アコースティックな音楽を中心に流されましたが、非常にクリアなサウンドが印象的です。会場はけっこう広い会議室なのですが、「どの位置から聞いても音がはっきりと聞こえる」という感じ。しかも、細かいところまでクリアに響き、林さんの解説の通り、まさに「聞こえなかった音が聞こえる」ことがはっきりわかりました。

あのビル・ゲイツが「Yosii9」のサウンドを絶賛した、というエピソードもあるそうです。


iPodに接続されたTIMEDOMAIN mini(銀色)とTIMEDOMAIN light(白)。

さらに、小型の「TIMEDOMAIN mini」「TIMEDOMAIN light」もデモされましたが、同じ理論で設計されているだけに、素直でクリアな音質は共通しています。

音は人によって好みがありますが、タイムドメインの方針としては「味付けしない音」「キャラクタのない音」を重視されているとのこと。そのため、プロのミュージシャンにも愛用されているそうです。

不思議だったのは、いかにも指向性がありそうな形状の「TIMEDOMAIN light」なのに、スピーカーを裏向けても音がまったく崩れなかったこと。また、かなり音量を絞っても、細かいところまでクリアに聞こえるのも、魅力的でした。

また、デモはiPodを接続して行われました。
未圧縮のAIFFデータを再生されていたそうですが、かなりの高級オーディオにも負けない、むしろ優れた音質を楽しむことができました。値段も考え合わせると、これは驚異的なことだと思います。


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各種おしらせ(マイクロソフト株式会社 仲尾さん)


仲尾さん。

Microsoft Mac Games Collection。

毎回AUGM大阪に会場を提供されているマイクロソフトのパーソナルシステム事業部エグゼクティブプロダクトマネージャ・仲尾毅さんより、各種のお知らせがありました。

まず、Microsoft Mac Games Collectionの紹介。
6/24にアクション RPG「ダンジョン シージ Mac版」が発売開始され、ますます充実しています。いろいろとイベントも行われているようです。


テンプレートのダウンロードコーナー。

実際にTiger上で動いているVirtualPC。

それから、個人事業主や企業で使うのに便利なOFFICE用のテンプレートのダウンロードサービスが、紹介されました。
かなり充実しているテンプレートの数々は、マイクロソフトのMac向けサイト「Mactopia Japan」の「Office Solution」のコーナーからダウンロードすることができます(「Job Tools」内)。

また、ついに「VirtualPC」がTigerに対応したことも紹介されました。
会場で表示されたアップデータのページは、実際にTiger上で動くVirtualPCのブラウザでのものでした。


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勝手にジーニアス


4回目の勝手にジーニアス。

けっこう真剣です。

恒例となった感のある「勝手にジーニアス」、今回のジーニアスは、大阪のユーザグループ・MUGNETの山村さん、松尾さんに加えて、東京から参加の長野谷さん、エルゴソフトの岩田さんと、なかなか豪華なメンバーでした。
その分、オカルト・ネタはやや自粛気味で(笑)、会場からの質問に真剣に答えていました。


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お知らせコーナー


マクニオン。

FinaleCutPro UserGroup。
       
 
MUGNET。
 
Cocoa勉強会 in 関西。

今回も、さまざまなユーザグループの方々からお知らせがありました。

マクニオンより、7/23〜24に泉佐野市で開催される「i Love Mac 2005」の案内。

FinaleCutPro UserGroupより、活動の紹介。

MUGNETより、活動の紹介。

AUGM東京より、活動の紹介。

Cocoa勉強会 in 関西より、活動の紹介。

PUGOより、活動の紹介。

・AUGM大阪運営委員会より、7/9にアップルストア心斎橋で開催される「AUGM大阪 Special」の案内。


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じゃんけん大会 〜 閉会


豪華賞品の紹介。

今回も黄金の右手は手強かった……。

恒例のじゃんけん大会、今回も豪華な賞品が飛び出しました。黄金の右手は、今回も手強かったですけど……(涙)。

閉会後は場所を移して二次会へ。

アップル vs エルゴ、アップル vs タイムドメイン等々、こういう場でしか聞けない話が続出しつつ、濃密な夜は更けていったと聞き及んでおりますが、詳細はここでは紹介いたしかねます……(笑)。